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遊依存
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作詞 Ibu |
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私は重症に犯されていき
マキシザムは逝なくなった
心ここに非ずならば
煙草を喫み、酒を煽れど
夢の中の私は純情だ
酔夢にて一端が途切れ
揺らぐ大地こそあれど
真の安らぎには
断片を集めるが如し
さて、何を浴びようと
血肉の実が私を反射する
幾ら強く踏もうと
それは腐敗物として再生する
愛する事ができなかったと
依存を以て可能とする
それすらも夢なのだから
現実に為れなかったと
後悔の積年が募るばかりだ
帰ろや帰ろ、その細道を
新車の純粋が汚れる様を
ほら見ろ、これぞ真実だ
マキシザムは蘇らず
只、後継者だけがあった
意識は朦朧とするばかりで
背中の傷は、嫌ないのかもしれない
これを現実に口出ししていたのなら
誰かが気付いてくれたでしょうか
それは無い
それは無いのだ
現実は只の独り言で終わる
夢だからの嫉妬が起きる
何時眠れるが分からぬ時間
私は今雨を浴びている
それ以上でもそれ以下でもない
さあ、私を続けと唱えた非に
起きかけの狂いが君を推そう
エルエスとメラロスと呼べ屋
現実がそうだ、始まっている
志よ私を呼び覚ませと歌えば
劇中のソングと為りうる筈と
枯れた飴はもう舐める事は否
遊べや遊べと君を誘うだけと
「何を言っている?その言葉を
孕んだのは貴方自身ではないか」
狂気よ私を呼び起こせと
其の歩みは始まるのだと
狂喜にて得た倖せは何処
其れを知るのは此の夜行
其れに気付くに時間は足りる
其れを忘れるも時間は足りる
さて、私の後を進んだ者共よ
遊依存の意を知ろうじゃない
メルスルやモエラスの存在を
今此処で明かそうではないか
無理心中を夢で行えばそれは
最早何処にも存在し得ぬ曲と
駆れた獣は只遠吠えるだけ也
笑えや笑えと君を呪うだけと
「何を言っている?その文章を
弄んだのは貴方自身ではないか」
凶器にて死を呼び覚ます
気付く事には来世である
驚喜には程遠いと言うが
其れを知るのは夢の先だ
其れは祭囃子の正体だったと
其れも戦駄林の実在だったと
笑えた話ではあるでは無いか
笛は吹き、太鼓は鳴らされる
門は動き、脅威は開かれると
君はまだ信じて疑わないのだ
遊び程度の犯されが心に響き
今日も寝ないと気が済まない
其れだけと、真意は其処だと
頭を垂れるしか無いのだろう
祝砲のみ鳴り響く戦場で
澄み渡る波動は此処に有
自爆の音頭がほら始まる
夢ならば幾らでも可能だ
これぞ私の生き様であったと
これぞ我の足掻きであったと
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