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最弱王
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作詞 Ibu |
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誰しもか最強を持っている中
私だけ弱さを隠せなかったの
でも、それでもいい何故なら
最弱こそが私の至上
散歩道すら恐怖に感じる
でもそれすらも快感に思える
弱いからこそ未知に立ち向かえるんだ
音符もそう言ってくれている
あの子みたいに上手くなりたいとか
その子みたいに注目されたいとか
周りの目だけを気にしなければ
誰だって前を向けるんだ
心が弾む、リズムも快適だ
弱いからこそここまで来れたんだ
だからこそ、この道標をさ
ずっと辿っていたんだ
命灯る限り、寿命が尽きるまでの
最高なる人生を謳歌しようじゃないか
それが最強でも最弱でも命あるなら
これこそが私なりの王者だ
茨道が逆に興奮を与える
難しい道程挑戦のし甲斐があるだろう?
強ければ満ちを得られるという迷信は
疾っくの疾うに知り尽くしていたんだ
あの子は大舞台に立てたらしい
その子は路上で弾き語っていたらしい
私は何方の道を往くのだろう
行き先なんて決まってたらつまらないだろう?
緊張が高まる、この手も震える
ここでも弱さはやってくるらしい
その時昔の思い出が溢れ出して
浸るのも悪くないなって
進めば道はある、いつか尽きてしまうモノも
最低なる人生も笑えてしまうじゃないか
それは最強でも最弱でも光あるモノだ
まだ私は王者で居たいんだ
歌う事が好き、それが私の原動力
夜更けも朝焼けもメロディが口遊める
本気になろうとも届かないと分かっていても
私は本気でずっと歌い続けるから
さあ、楽しもうか、喜ぼうか
弱さも吹き飛ばす程の喝采を
怖いモノは散々見てきたさ
最期まで歌おうじゃないか
繋がりがあるならば、それが答えだ
凡庸なる人生程分かち合えるものじゃないか
それで最強でも最弱でも最もを持てるから
だからこそ私は王者なんだ
「最弱王」の称号を持って
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