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二〇二二現在学
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作詞 Ibu |
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言い訳ができる示談は来るのだろうか
そんな時代で生きる凡てに何を問う?
飽きないが故に生きてしまうのならば
私の瞳が見えなくなる日が来ても多分
私は此処だと叫んでも
意味が無いからと思っていても
何だかんだ皆生きてて
何だかんだ皆死んでて
何だかんだ一生懸命に為るものです
何だかんだ僕も
何だかんだ君も
互いを思えるから今も尚
幸せであれば結果オーライだから
この世からさよならする前に
言い残した台詞を考えると
まだ生きてたくなるのです
言い訳で埋まった世間になった様だ
そんな世代も悪くないなと思えるには
遇えない日々が多すぎて暇になって
何方にせよ何か頑張ってるのでしょう
此処まで聞けば歴史は頷いて
大勢の人々も「はいはい」と空返事で
それを正しいと納得するのも不気味で
遇えないすらも慶んでしまう卑劣でさ
君が側に要れたとしても
その距離感が安牌になっちゃうから
何だかんだ皆真面目で
何だかんだ皆適当で
何だかんだ心臓を動かすので精一杯で
何だかんだ私は
何だかんだ君を
忘れてしまいたいと願うから
倖せを悦べない落ち込みムードが
あの世にこんにちわする時は
既に言い残した言葉が多すぎて
自由でありたいと祈るのです
これもまた御一興という事で
つまらない音頭で別れを告げ
そしてまた別の誰かに逢えば
何を以て最高なのか
何を以て最低なのか
それを伝えてきたのが文明ならば
何をしたって僕も
何をしたって君も
同じ大地へと還るのだから
幸運にもまだ生きているのならば
死にはさよならをして生にこんにちわを
遣り残した事がまだ残っているならば
死ぬ努力だけはしないでおこう
君の様な忘れ去られない人に
いつか、為れると信じて
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