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散らかりの世界
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作詞 Ibu |
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この世界は小さき塔が
何本も連なって成り立っている
私はその世界で
中心の広さだけを陣とって
その塔は私を生かした
甘い甘い色でした
でも今じゃ空っぽの空洞で
触れようにも意味がないな
足の片っぽ、食事の残骸
これも全て僕の世界さ
どうせ全部壊れるのなら
今だけでも楽しんでいこうぜ
この世界は片付けるのに
正直面倒だなと呆れている
私はその世界を
本当は望んじゃいないんだけどな
物語を積み重ねた
カラフルな色合いでした
でも今じゃ忘却の彼方で
早く触れないと意味がないな
過去の腐敗、忘れ去られた思い出
気付けば僕の世界だったんだ
どうせ修復される未来なら
今だけでも寝て過ごそうぜ
シンプルに云えばゴミで溢れた
そんなつまらないオブジェの塊
いつか片付けるからと云い早三年
僕は卒業をする事すらできぬまま
素晴らしき記憶、意味のある散らかり
それが僕の世界だったんだ
さて、片付けの時間が来たから
この世界ともお別れしないとな
名残惜しい思い出の世界
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