|
|
|
洒落〜生キヌ時代之感光膜ノ歌唱狂〜
|
作詞 Ibu |
|
洒落し物語せずや?
全部曝けいだしなば
鬱憤等は消えゆらむ?
なれば此処に仕舞ひにして
我が物語に興を持ちて
以て一ヶ月といひしに負ふや?
あぢきなき建前や前座は
此方側にしたたむれば
君の恋しきものはなどか負ふや?
我が好みにうつろふまじな
着こなさば見る景色はうつろひと
所詮他人の評価とおどろかば
我よくご覧になりてすは見て?
みづから定めしためしなるもの
文句の句の字も許さずよ
その文すらも認めずよ
我が勝手とて誰こそ定めしか
導き者の誰かに続くとも
不満ならば満たされたとて
その不の手掻きえ消さで
をかしき事なる事?
コロッと掌を返すものなれば
定番と謳はれし天災は
掻き消すが正解ならむ?
君の悪しき所はなどか負ふや?
我が弱点になるまじな
着慣れば飽く商売と語りと
所謂みづから評価とおどろかば
我をなほ見願ひ見て
欲望に身を捧げけるもの
をこと言はるる馬共やら
鹿のレッテルは何ならむ?
なんぢの良き所は何処と
天魔のごとき囁きがきこえて
悪者の悪の所ばかり
その者は隠すがかしこく
思考こそ止まりぬれ
何も考へられずなるよ
当たり前になひにけり
いかがせるものに負ふや?
笑ひ声ばかりきこえて
面白味ばかり取り柄に
それを洒落たると
化粧ばかりめざましくぞ?
我を見ばすは虜にならむ?
曝けいだしし本性が病み付きになりて
本性とはまことの麗しさを
心延へに表しし結果論に
せめて言の葉遣ひばかりにもと
ねんごろにまうくれど
洒落にて、洒われて
落ちにて幕は落ちむ?
|
|
|