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救わずの歌
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作詞 Ibu |
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君と僕が重なって見えたから
救いたくて必死に藻掻いたよ
でも、君は突然僕の前から
逝ってしまった、駄目だった
何がいけなかったのか?
何が足りなかったのか?
僕には分からないから
既にいない君に問う
君が苦しんでる事は
他の誰より分かってたのに
その文章で君を救える
なんて都合のいい話
ある訳ないな
あったらどれ程の人が
救われたのだろう?
僕は今も悩んてる
君と僕が重なって見えなくて
救いたい気力も何処へ
だから、君は前触れもなく
亡くなった、事実だけ残った
何が必要だったの?
何が大切だったの?
君が求めてるモノが
まだいる僕に何故問う?
僕が苦しんでいる時だけ
他の誰に救われるなんて
身勝手な文章なんて
届く筈無かったのに
ある訳あったら
この世の何人が
救われるのだろうか?
君と今も悩んでいる
居なくなってないよ
まだ息をしてるよ
只、ここにいるのが
少し窮屈なだけさ
救われていたのなら
どれ程良かったか
救わずの嘆きは
自分に返ってくる
君が苦しんでる時でさえ
分かってやろうとしてやれなかった
この文章は誰かの
遺書になってしまうのかな
助けたかった、助かりたかった
もう叶わない思いを認めて
救わずの涙はいつか
僕を慰めてくれるのか?
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