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歓声なき歓声
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作詞 Ibu |
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誰もが声を出したかっていた
この世はそれを許さなかった
ならば歓声を送ろうじゃないかと
歓声なき歓声を今ここに
矛盾してるよと、諦め者は云う
僕もその一人だった
どれだけ叫んで、楽しみたかった人として
心の内にしまった
歓声の代わりの拍手
鳴り止まないカーテンコール
でも求めてたのは
心の叫びだった
誰もが手を振って
心の儘に楽しんでる
それだけが確かだった
確かだった
そこに心からの
歓声を加えたのなら
感動の+αになれるから
歓声なき歓声を
君に届けるから
今ここで
もう駄目なんだと、諦め者は云う
実を云うと僕もだった
どれだけ喝采を、望んだ人として
胸の中にしまった
タクトの代わりの手拍子
幕を閉じたクロージング
次こそはと
星を目指した
光が輝くこの場所で
声高らかにと魂が
歓声を求めていた
求めていた
今はできないと諦めた
振りをするのもなれたもんだ
今もこうやって抗っているのを
歓声なき歓声が
それを証明するかの様に
笑みが溢れた
嗚呼、心からの叫びが聞こえるかい?
嗚呼、このメロディが聞こえるかい?
嗚呼、この残酷な迄の世界を
まだ愛そうとしてる
完成されたモノ
なんて無かったけど
只、待つだけ
そう待つだけ
心揺さぶられる歓声を
今も尚求めてる事を
忘れないで欲しい
いつか云うよ
その歓声なき歓声を
届かせた時に
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