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苛性
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作詞 Ibu |
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皮膚が垂れる
傷が増える
僕の手が
腐ってく
動物だろうと
植物だろうと
容赦なく
殺すのだろう
溶けてゆく
爛れてゆく
終ってゆく
じゃあここでおしまいだね
いっそ
全部消えてしまえば
楽になれる気がしたんだ
まだ
ひりついて離れない
別れを云うのはまだの様だ
心に引っ付いたそれは
しょうがなしに触れてみると
どうだ
腐敗してゆく
全てに平等に
与える物だから
なに
死にはしないさ
そうやって
全部を投げ捨てられたら
楽になれたのかな
でも
まだ別れないという事は
つまりはそういう事だった
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