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イズム
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作詞 Ibu |
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肯定の主義があるのならば
否定の主義もあるだろうな
僕らはそれらをイズムと表して
争いを続けていた
自分とは違う主義だから
対立してしまうのはしょうがない
けど
それを云えば争いたくない主義が
いるのも確かで
正義も悪も誰がか決めつけた定義で
もう何の義務なのかすらも分からなくなってしまうよ
人は誰かを傷付けないと
上にも下にも行けない生き物だ
だからと誰かを傷付けたら
どの角度からも敵が来て
味方なんて同じ思考なんて
完全に一緒なんて無いのに
群れたがる我ら人類を
どうか許して、誰でもいいから
自分が思う主義だけが
孤独になってしまうのもある話で
でも
それで報われないのは間違っている
と定義してみる
つまらないまるで戦争ごっこみたいだ
偉い人ほどその規模はでかくなってしまうの
人は誰かを蹴落とさないと
右も左も分からない生き物だ
だからと全てを蹴落としたら
進む術が無くなってしまう
敵なんて違う思考なんて
全く違うなんてありすぎるのに
仲間外れを作りたがる我らを
もう許さないで、否定してくれ
イズムの考えがこの世界を
主義思考がこの世の中を
もし創り上げていたのならば
もし積み上げていたのならば
それは皮肉にもとても
薄汚れて綺麗な者だった
人は誰かを否定しないと
横の事すらも気付けぬ生き物だ
そうして全てを行った者には
天罰が下ると云うのだろう?
自分だけが味方なんだって
自分だけが正しすぎるなんて
そこまでやけになる位なら
傍観者にでもなればよかったのに
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