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余裕層
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作詞 Ibu |
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その層に辿り着くには
何をしたらいいのですか?
余裕を持てばいいのですか?
それが分かればな
君と僕との立場があまりにも
違い過ぎるから、それで
上から目線に反吐が出るのは
心の持ちようだったのかな
苦労層、疲弊層
色んな辛い層があっただろうに
君だけが楽になれるだなんて
そんな上手い話が
ないだろ
「自分に余裕を持ちなさい」
そう云っている君は余裕があるのか?
どうやらこの余裕層に辿り着くには
余裕を忘れないといけないみたいだ
それでも余裕を嚼ましたいのなら
ここまで這い上がってこい
希望のある内に
希望を信じてる内に
君と僕が必死に背伸びを
した所で、っていう話で
下から目線なら許せるとか
そういう話じゃなかった様な
老廃層、衰退層
崩れ去る層もあったもんだ
僕だけが楽になれるだなんて
そんな上手い話
あったら
「他人に優しくしなさい」
それ程までに僕は余裕はない
気付いたら余裕層の中に
入り浸っている人は少なくなって
諦めの悪い人がもし居たとして
そこまで辿り着けるだろうか?
絶望を味わってる内に
絶望を教わっている内に
余裕層なんて、余裕のある人が
作ったものでは無いだろうに
誰もが余裕を持っていないのに
恰も存在するみたいに云ってさ
「誰がを救ってはくれないか」
余裕層のはみ出し者が叫んでいた
まるでそれがおかしいみたいに
皆の目線が冷たく感じるが
それが何れ自分に向けられるなんて
誰も気付けなかっただろうな
そんな望みが叶います様に
そんな望みに託せる様に
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