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灯炎
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作詞 Ibu |
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此処が何処なのか
分からない道の中で
自分の中に持っていた
炎が頼りだったんだ
でも、その炎は弱っていき
涙で一つと
消えてゆく様を
只見る事しかできなかった
その姿を見たその少女は
僕の弱い所を見つけては
どうか、嫌いにならないでと
言葉を交わした
「こんにちわ、僕は君の
灯炎を継ぐ為に生まれてきたんだよ
だからその弱っている炎を
僕に灯して欲しいな」
そう云ってその人に似た様な
微笑みを交わす存在に対して
僕は失ったと云ってその炎を
消そうとしてしまった
道が明るくなってきて
その灯炎もまだ燃えてきた時に
まだ別れというのが来てしまって
あの時の勢いが衰えた
まだ涙が溢れていっては
風に飛ばされる
そんな気がするのを
君に縋るしかなかったんだ
その姿を見たその少女は
自分自身の弱さを見つけては
どうか、続いて欲しいなって
最後まで灯っていた
「過去が消えてしまう事は
確かに辛く悲しい事だ
でも、僕がまだ燃えてる内には
希望を絶やさないで欲しいな」
そう云ってその人に似た様な
全てが愛おしいと感じた者に
僕はまだ続いていると炎を
今度こそは繋げようと
炎はいつまでも続いてくれるとは
限らないのがこの世の摂理で
未来へ託そうと願う事の
僕自身の灯炎だったんだ
「未来にまで続くとは
誰も分からないのが現実だけど
炎を絶やさない為にと
その生き様を見てて欲しいな」
炎が消えると同時に炎が灯って
笑顔で終われるのが理想的で
そうやって別れと出逢いを繰り返して
ほら、まだ君に出逢った
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