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前
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作詞 Ibu |
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これから訪れる悲しみさんへ
どうか悲しみで終わらないで
後ろを向いているだけではさ
涙ばかりこぼれるからさ
これからやってくる喜びさんへ
どうかその喜びを忘れないで
その目の前に広がる景色はさ
意外と晴れ渡ってたみたいで
何処が前なのか分からない人がいるならさ
まずは後ろを教えてあげないとな
過去を見てもいいから
後ろを見てもいいから
どうか前に進んで欲しいんだ
前を向いて考えて欲しいんだ
未来が分からなくても
前すら分からなくても
それで終わらせないで欲しい
希望を抱いて欲しいだけなのです
きっと出逢うだろう絶望さんへ
どうか絶望の壁で止まらないで
確かにその壁はあまりにも高く
寄り添う事しかできないけど
可能性が分からない希望さんへ
どうかまだ溢さないで欲しいな
それでどうにかなるもんならさ
何も望まなかったかもしれない
もし後ろの事が分かる様な人になったらさ
次は前を教えてあげて欲しいな
過去を見終えたら
終わりだなんてさ
云わないで欲しいなと思う事
いつかの為に生きてたいから
こんな未来がもし
分かり切ってたと
もし分かっていたとしても僕は
まだ前を見る事を止めないだろう
僕の一生が君にとっての
一生の一部だったり
外れた一部だったり
でも互いにずっと生きていれるなら
何度でも出逢ってさ
何度でも別れ続けて
今は暫しの離れ離れだから
いつも通りが了だけだから
何処も見れなかった時代を
今だと向き合い続けている
例えば僕がその別れの悲しみを
他人に押し付けてしまったとて
最後迄楽しもうという希い
それだけは叶って欲しいと
それでも尚悲しめるのはきっと
君が優しかったからだと思うよ
きっとその灯火は
何処かの誰かに繋がっているから
まだ前を向けない人が居るならば
「まだ前を向かなくてもいいよ」って
「いつか戻ってこれた時の為に」と
「自分だけの為じゃなくなる為に」と
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