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音楽談話
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作詞 Ibu |
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君と音楽を話し始めて
どれ程時間が経ったのだろうか?
僕は知りたくて
歌が上手くなりたいだとか
楽しく音楽したいとか
色々話し合ったよね
そういうもんだな
刻む音楽が多くなればなるほど
その話はきっと盛り上がるだろう
それが音楽を語る上で欠かせないと
そういうものだろうと信じて
僕の語る音楽談話は
止まる事を知らなくて
音楽が好きだ
それだけでよかった
皆それで満足して
その場を去ってゆくけど
どうやらこの僕は
青春の真っ最中で
誰よりも誰よりも
楽しみたかったんだ
今の僕を未来の僕は
どう見るんだろうね
君が音楽を諦めてから
どれ程時間が経ったのだろうか?
僕は知ってる
歌が上手くなれないだとか
楽しく音楽できないとか
悲しい事に現実というのは
そういうもんでした
刻めない音楽が多くなればなるほど
その昔話はきっと盛り上がるだろう
それが馬鹿みたいにはしゃいていた事だと
そういうものだろうと思い返して
君が語る音楽談話は
何処か物悲しそうで
音楽が好きだった
それじゃ報われなくて
皆それが終わりだと
会場を去ってゆくけど
どうやらこの僕は
青春が終わっても
誰よりも誰よりも
馬鹿になりたくって
未来の僕は今の僕を
楽しそうに見ているのかな
僕が僕の思ったより
この世界は
音楽で包まれて
素晴らしいものでした
そんな世界で会話をする
それが楽しくて
楽しくて
出逢いがあり
別れがあり
喧嘩もあり
仲直りしたり
そんな事を談話していたら
嗚呼
そうか
これが僕の人生だったんだ
音楽が好きだ
報われる為に歌う
皆が馬鹿にしようとも
たった一人の絆の為に
いつかこの僕が
青春を終えたとしても
誰よりも誰よりも
笑い合える様に
きっと過去の僕を見た時
何が満たされるのだろうか
僕の音楽が何処の誰かに
どうか届く事を祈っている
そんな感じで音楽談話は終わるけど
まだまだ語りつくせない事がまだあるんだ
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