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キャンバスライフ
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作詞 Ibu |
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それは彼の人生を
歩んできた
そんな気がした
そんな気がしただけだった
一つの事しか
夢中になれなかったから
只、描き続けたんだ
それしかなかったから
「人生」という課題を
僕は描くの
一生を懸けて描く
自分にしか出せない個性を
色にして線にして
一つの形にするの
一生懸けても描けない
その悔しさを糧に
些細な事だと
くだらなさが笑えた
それは彼の生活を
なぞってきた
そんな気がした
それでよかったと今では思う
一つに向き合う事
それは確かな大切な事で
でも、描き続けるだけじゃ
駄目だと云う
「人生」というテーマは
僕一人じゃ描けない
だから
この瞬間を描きたい
君にしか出せない技が
心に来る思いに来る
一つの芸術だった
この瞬間が堪らない
心が乱れてしまっても
それも一つなんだと
笑えた日を
君が描いていたものは
僕が描きたかったものなのか?
その目の前にある絵は
僕の事だったのか
終わる時を描いた
納得のいく結末を知った
色も線も
私を作る一つの方法で
終わる頃には描けたのかな
もうちょっと描いていたかったけど
もう駄目らしいと割り切って
一つの芸術を美化させたんだ
それが僕の人生だった
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