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六徳猫
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| 作詞 Ibu |
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私は只の猫じゃないみたいです
私の上にある五徳が目印みたいで
火は怖いけど、今日も起こす
温まってくれたらいいな
化け猫である、でも猫でもある
きっと君を驚かせてしまうかもな
囲炉裏で火を起こす
それが特徴なんだとか
語呂覚えだけで徳を得る
それじゃつまらないから
私は徳を覚えようかな
って思うの
私は只の猫じゃない様です
自分の中の徳が何個なのか？
今日も数えるよ、日の数だけ
覚えてくれたら嬉しいな
猫であるが故に、できない事は山ほどある
今だって驚かせる事しかできない
囲炉裏の側に居るからさ
特徴が違うだけなのさ
人に出逢えば喜ぶの
それだけでいいから
ちょっとでも
見てて欲しい
私は只の猫じゃない事は
この姿を見れば分かるのさ
火で温まる、幸せの形を
どうか人に与えてみたいんだ
私が名付けられたのは
「五徳猫」五徳が乗っているからだそうで
でも私には道徳があるから
きっと「"六"徳猫」なんです
私は只の猫と変わらないのかな
道徳を持って生きているだけだから
今日も五徳を被り、こっそり
妖怪として生きるよ
道徳を教えてくれた
貴方へありがとう
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