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誘人灯
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作詞 Ibu |
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群がる人を見て
まるで蛾の様だと
その灯は誘われたが儘
人を貪るらしい
その灯は光り輝いて
人々を魅了する事により
一つのアーチが
生まれる気がしたんだ
その光が羨ましく思う程
僕は陰に潜んでいた
何れ人は灰になって
どうせこの世から去るのだから
灯に導かれて焼かれて
しまえたら楽だろうな
騒めく人を見て
それも蛾の様だと
害虫ではなく害人として
誘われているのだろうか?
その光が妬ましく感じる程
僕は全てを知らな過ぎたんだ
何れ人は心臓が止まり
何故かあの世には行けないから
灯に燃やされたらされた儘だ
楽になんてなれやしないよ
人が作り上げた物は多すぎて
どうやら処理できない所まで来たようだ
悩みの芽は出るもんで
毎度摘み取らなければならないんだ
焼かなければ腐ってしまうから
放置したら困ってしまうから
せめて終わりを鑑みた時には
この誘人灯に飛び込んで欲しい
何れ人は残すをして
消えるであろうそんな将来を
僕が生きている内は残ってくれると
信じて生き続ける
生き続ける
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