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Echo ghost
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作詞 Ibu |
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その声は反響した
「僕は此処にいるよ」と
何度も繰り返した
幽霊の戯言だった
生の灯火が消えた時
死の灯火が灯るだろう
嗚呼、まだ生きていたいな
その魂が
幽霊の声が何よりの証明だったんだ
君の事を忘れようとしている人が居るなら
声を枯らすまで熱く語っていた
それがいい、それもいい
その声がまだ聞こえた
「僕は死んでいるよ」と
自覚はあるつもりでした
幽霊と気付けない儘
死の灯火が消えた時
生の灯火はまだ燃えるだろうか?
嗚呼、死んでたかったな
その心が
誰も居ない場所でその声は響いた
君の事を忘れない人がいたけれど、でも
声が消えるまで熱く揺さぶっていた
そんなもんだ、そんなもんか
生命の濃度が高い内は
この声は届かない
ならば聞かせてやろうじゃないか
そのEchoを
人間を終えて化物になり
誰にも知られる事のない存在になって
それでもまだ心は
生きている気がしてたから
誰がは居たんだ、だからその声は響いたんだ
君を君と認識はできなかった、けど
幽霊になっても僕は此処だと
そうなんだ、それが正解なんだ
誰も居ない場所で轟いた声
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