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Last Apple
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作詞 Ibu |
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始まりは一つの林檎だった
終わりも一つの林檎だった
この果実で全てが決められるなんて
都合のいい話じゃないか
様々な果実を味わったからこそ
その林檎の価値が分かるのです
だってそうでしょう?一つだけ
歴史の終止符を打つのですから
最後に食べたのは何ですか?
僕が食べたのは何だった?
君が食べたのは何だった?
齧り付いた林檎が物語っていた
全てが居なくなったこの世界で
その片鱗が林檎だっただけで
〆として食べただけだったよ
チェリーは役目を終えたのです
終わった筈の世界の中で
生物として残っていたのは
そう思うよ、だってこれは
終止符を打った針の音なのだから
何をこうまでさせたのでしょう?
僕は望んていたのかな?
君も望んていたのかな?
どっかの誰かが語った終末論を
物語で終わらせられるからこの世界は
ここで立ち止まっていい気がするんだ
この景色を見ながら食べる林檎の味は
美味かったかい?なあ兄弟?
終末論は陰謀論で
否定論から肯定論に
夢は現実に
理想も現実に
物語は事実に
綴りが世界で
林檎はアイコンで
酸っぱいな
誰が何をしなくてもこの世界は
結局は終末を迎える訳で
育てた林檎を枯らす
そんな日までの日々だった
この世界では林檎だっただけで
虚しさを包み込みながら
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