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陽口
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作詞 Ibu |
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君の前だと、恥ずかしくって云えない
癒えたとしても、噂にはならず
だから君のいない所でも君の良い所を
沢山云ってあげるから
陰口を云うなら、陰があるのなら
裏口愚痴愚痴で苦しいな
陽口を云うなら、陽があるのなら
表口込み込みで嬉しいな
良い所を本人に直接云うのもありだけど
その良いを皆にもばら撒きたいなって
噂話のリレーが始まり
何れ君に届く筈だから
どうか、その良いを失くさないで
明かりが君を照らしてくれる
暮れた日々も何度もあったな
陰口ばっか目立つから嫌になるな
君は本当は優しいのに
笑う奴が居ると陰でげらげらと
こそこそ話が癪に障るな
でも、君も心から笑っているのなら
堂々と話し合えるのかな
今は恥ずかしくて、君の前では云えないけど
いつかの日まで、君の良い所を
手紙に認める事ができたのなら
君の前でも口を開けたのかな
悪い事、良い事、それら全てを肯定できずに
良い事だけを切り取れば、肩の荷も降ろせるかな
陽の当てた所って話で、やっぱり直接云わないと
君は居なくなってしまうから
逝ってしまう前に
直接云えた方がいいな、陰で云うのはやめよう
面と向かって話せた方が、本人も自分も得をする
君の好きな所を僕の好きな所を
お互いに語れたらな
愛情にも繋がるのだろう
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