|
|
|
弱虫の嘘つき
|
作詞 Ibu |
|
パパっと言葉は出ては来るが
それは頭の空想ばかりで
結局言葉として出るのは
弱音という名の嘘ばかり
強気になれば、僕だって
言いたい事は沢山あるのに
全てを脳内で解決できてしまうから
弱い虫の儘で
強がる私をどう見るのでしょうか?
嘘をついてまで隠すしかなかったんだ
そうだ、本音は言わないに限る
そうして自分を作ってしまった
水を注げば溶けるのかな
空想の自分はとても強くて
どんな状況も打破できて
出したい言葉もちゃんと出て
周りを巻き込む大スターで
でも、現実を見ることはできなくて
本当の代わりになれなくって
アイデアが既に虫の息で
それが当たり前だった
弱がる私はどう眼に映る?
嘘をつかれて恋情が落ちた
そうだ、真実は知らないに限る
そうして、水溜りの道を作って
溶ける事など有りはせず
自分が弱い訳ではなく
かと言って強い訳もなく
凡人を演じる事だけで
今日も時計は止まらなく
自分が嘘なら楽になれるから
弱い虫の嘘をここで吐く
気軽さもなければ、納得も行かなくて
飲み込んだ水の味は苦かった
|
|
|