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文鳥送りの旅唄い
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作詞 Ibu |
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旅をしていた書いていた
物語を綴ったその旅は
二人の手紙書きが居て
互いにストーリーを語っていた
その文章を綴る為に
互いにキーワードを言い合っていたな
「他人」「出逢い」「別れ」「旅」
これだけでも十分だった
でも、足りない何がかある
それを探す旅だったのかな
本音も何も吐き出した
「これを認めよう」と
送るよ君に向けて
この手に幸せが宿ります様に
傷つくのなら辞めた方が楽だ
でも書く事を辞められないんだ
その文章を綴って
彼は幸せになれたかな
「寂しさ」「虚しさ」「憂いさ」「悔やみさ」
不幸な事も多かったな
満ちる事に気付くには
その旅は長すぎた
それもこれも全部そうだった
「それでもいいさ」と
送ったそのメロディーは
ゆっくりその人の中に残ってゆく
良いと思うよ、何もしないよりマシさ
その文を鳥に託した
文章だけで全てを表現できる
そんな訳無いなと思っていたけど
どうやら、文鳥によると
「送れるさ、私が届けるから」
送ったその字列は
いつ報われるが分からないが
いつかで良い、いつかが良い
幸せを届けられたらって
願って旅を唄った
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