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メモ
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作詞 Ibu |
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私の始めは、一枚のメモでした
仮とは名を売って、これが僕だと
言いたかったな、癒える筈ないな
メモの大きさは増してって
一つの形になっていたのかな
それはまるで人生を語ったかの様な
僕の赤裸々を剥がす様な文章でした
でも、そこに音楽を添えてみたら?
どうだい?世界が広がった様に見えた
なんて素敵な毎日なんだろう
私という名の無色が彩りをくれたんだ
今も、必死に描いているからさ
この一枚のメモに認めて
メモに書き綴って、どれ程経ったのだろう
仮を剥がせずに、メロディばかりが増えてゆく
辛いかもな、いやある意味幸せだったかもな
メモに書き記すには
その広がりは厖大になってゆく
未来の僕が歌うかもしれない
そんなメロディを今日も今日もと続けてたら
そのあまりなメロディを覚えられる?
忘れたくないから書いたのだろう?
なんて素晴らしき毎日だろう
誰もが手を取ろうとして諦めてきたモノだからこそ
僕は、この歌を歌うまで
叫び続けるよ、そのメロディを
例えば、そのメモが全て無かった事にされて
1からやり直さなきゃいけない事があったとしても
皆言うだろ?0から始めようって
その気持ちが大切だっていう事を
メモの残りが少なくなってく
僕の思いも少なくなってく
枯れた愁いを見届けながら
まだ始めようって思えるんだ
なんて美しい世界なんだろう
この思いを届けられる素敵で素晴らしい日が此処に
今はこの声は出せずとも
未来が過去が今が僕が
書き綴るメロディだから
所詮僕の戯言だから
自分にだけ届けばいい
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