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歌の消失
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作詞 Ibu |
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歌が消滅する時
歌が消えてしまう時
僕の中にあった
メモリーは未来に
引き継がれる事は
ないと知っても尚
綴る事を止めなかった
とある少年の話
この歌が消失を辿るなら
君の消失を歌えるのだろうから?
歌えないからこうやって
只々機械にすら込められない歌を
歌うよ
僕が信じてたモノは全て忘れ去られて
こんなメロディなど見れる筈も無く
息が絶えた、終わりへ誘う
これが、僕の歌だ
願った未来はもうそこには無くて
犠牲にしてきたモノが多過ぎて
それに耐えうる微弱な言霊は
届かないと知ってしまったら
既存の歌が僕を生み出したのなら
もう、そこに歌は生み出せないと
歌という存在そのものが
消失を迎えるのでしょうか
まるで、似た者同士
歌う為の歌を歌った
でもさ、無意味なんだな
こんな形じゃ
歌えない
最期まで足掻いた、感情のないメロディ
歌そのものが消えてしまう
少年は歌を死に絶えるまで歌った
それが残ると信じて疑わなかったから
歌が今消失する
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