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饅頭こわくない
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作詞 Ibu |
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饅頭こわいという噺を聞いた
その噺が本当ならば
饅頭こわいと嘯けば
騙され饅頭沢山得ると
私は饅頭苦手でござって
私の感が働いた
「そうだ!これと逆の事すれば」
行動起こさずにはおれず
饅頭こわくない、こわくないと
周りに嘯く少年一人
こわくなければ、騙す事も無い
こわくなければ、行動も有り得ない
そう信じて嘘を演じてた
その効果を知るや今に
噺通りなら理想的
饅頭こわくないと嘯けば
騙され饅頭など得らんと
私の饅頭嫌いはどうも
饅頭見れば味迄憎いと
「さあ、行動を始めよう」
でもまぁ、こうなっちゃうのでしょうか?
「饅頭こわくないと云うなら」
そう云って饅頭を渡してくる
可笑しい、何故皆して
俺に饅頭を渡してくるの?
饅頭こわくない、こわくないと
何度も云っているのに巫山戯るなと
こわくなければ、と思っていたのに
こわくなければ、騙されてくれると
可笑しい!何故饅頭が目に入る
何だ?逆に饅頭に対してどう云えばよかったんだ?
こわくなければ、渡して苦し
こわくでも、渡して苦し
喉が詰まりそうな致死量の数を
どう処理すればいいのか分からず仕舞い
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