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惰弱
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| 作詞 Ibu |
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自分の事すら、まともに綴れないのに
何を綴れば、いいのでしょうか
心も体も弱いと云った
あの日の僕と何が違う？
弱い人が居ると、云ってはくれるが
強くなる術を、教えてはくれず
隠れて逃げて彷徨い続け
何処にも行けないと水を出し続けた
遂には自分を殺し始めて
何度、何度未遂に終わったのでしょう
包丁も持てない、鋏も持てない
只々、柔らかいその素手で
いつか報われると暗示を掛け続けたから
こんな自分が居るのでしょう
醜いな酷いな辛いな苦しいな
もう如何にでもなれよ
この感情が幸せに変えられたのならば
こんな自分なんて居ないのに
居ないのに
居るんだよな...
自分の今を書き始めて、満足はできたでしょうか？
その場凌ぎで振り返る、事すらままならない
心と体は惰弱な儘で
あの日の僕と違わなかった
生きてれば良いと、君は云うけれど
生きる術を、教えてはくれず
死にたかりを演じる事でしか
弱さを見せられないと透明な血を出し続けた
繰り返し同じ結末をさ
何度、何度味わったものなのでしょう
心臓は動く、脳はおかしい儘
只々、鋭い自暴自棄を
いつか終わってくれると暗示を掛け続けたから
こんな自分がまだ居るのかな
なんでだ？何故だ？曖昧だ不明だ
如何にかなった所で
この苦しみが終われられるのならば
こんな自分を見る事なんで
無かったのに
無いのにな...
罪悪感も緊張も焦りも募りも全て
僕の脳の所為とも云うのだろうか？
僕の軌跡を辿る様に歌が
誰かと重なったりするのかな
自分の人生を始め直す事ができたとしたらさ
都合の良い世界にできたのにな
嘘みたいで本当みたいで何方でも無い話
如何にもならなかったそんな話
笑ってくれる君が余計にこの世に残すみたいで
誰かこのメッセージを受け取っては
くれませんか？
くれたらな...
そうやって僕はまだ生きている
惰弱のこんな僕が
いつか自分に
「生きてて良かったんだよ」
そう云える日まで
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