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夢奪いの獏
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作詞 Ibu |
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夢を食えばいいものを
遂に夢まで奪っていく
悪夢だろうか吉夢だろうが関係なく奪っていく
そうして育った化物共は
回帰として現れてゆく
憎悪とか怠惰とかさ、その醜い顔はなんだ?
当たり前の様に寝るそして目が覚める
その時だっけな夢が奪われたのは
返せよ!巫山戯るなよ!!
僕の目指したものを奪って
一体何がしたいんだよ!!!
夢を食えば獏になるという逸話は
信じちゃいないか、どうやら本当の様で
妖怪だらけの百鬼夜行に加える為に
すくすくと育ったよ、ねえママ、パパ
夢を超えてさ
遂に現実まで貪ってくる
夢日記を食い尽くしては、その本を破っていく
そんなこんなで怪物は
不規則的で混乱中
妖の枠にも入れぬ、その酷い顔はなんだ?
現実を垣間見る夢すらも奪い去る
理想とか妄想とかも削り取られてゆく
何だよ!放っといてよ!!
奪い尽くしたその後に
これ以上何を奪うんだよ!!!
逸話に惑わされて生きるのは
事実とは異なるか、これが現実の様で
神々だらけの八百万の仲間になりたくて
踏み台にしてきたよ、なあパパ、ママ
神にも妖にもなれなかったものがよ
一体何処に向かえばいいという話で
何もかもを食って、何もかもを奪って
お前の正体は誰だ?
自分自身しかいなくなったこの世界で
何を奪いたくても、悲しいかな奪えやしないんだ
美食家に成り下がった者の末路は
こんな人になったよ、ママ、パパ、そしてボク
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