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蠹害
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作詞 Ibu |
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ああ、全て喰い尽くされた
悲しいかな此れが現実だ
ああ、僕の運命は此処迄で
苦しみを抱き死んでゆく
ああ、汚されてしまった
心ごと穴をあけられた様で
ああ、埋もれてしまった
縫う事すら叶わない様で
喰い荒らした虫は何処へ行くの
これ以上何を喰って生きるの?
僕の心に色を注いだ所で
空いた穴が色を消してく
辛い現実に耐え切れず
逃げ場所をずっと探してた
味が濃くなるにつれその見た目は
ボロボロになっていくでしょう
本当は助けを求めたかっただけ
それが望んていた事なのか
ああ、もう駄目だ御仕舞だ
もう二度と戻る事などは無い
ああ、狂ってしまったようでさ
当たり前が亡くなって泣くのさ
ああ、それは広がる空白で
光を求め歩いていたが
ああ、望みなど端からない
誰も希望など求めてない訳で
この蛆虫は何処まで僕の心を
喰らって食べて成長していくのだろうか?
埃となり塵となり刻まれ
その穴を通り色となり通り抜ける
苦しめれば気が済むのなら
幾らでもやってやれたというのに
味覚すら味わえない今の僕は
ぐちゃぐちゃになっていくのでしょう
本当は生き続けたかっただけ
やっぱ望めない事だな
僕の物語っていた御話すらも
蝕み穴埋めの回路に誘う
僕の存在すらも危うくなり
涙という名の滴を生み出す
ああ、如何やらここまでのようだ
この会話だってノイズに囲まれて
本当に言いたかった事は
ぼ*の*と*わ*れ*い*く*と*
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