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使い古された言霊
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| 作詞 Ibu |
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流行りだとか、流行とか
僕を形作るものはあるけど
古っ臭い曲とか昔のアニメとか
使いされた埃かぶりがあるように
使い古された言葉もあるみたいで
昔々から受け継いた言の葉もあって
今流行の歌だって
何れ廃れていくものだろう
だから僕は考えるのさ
オリジナリティとは何処にある？
常に新しくないとさ
君は使い古された言霊使いさ
言霊使いの遣いの番いで
皆の心を鷲掴みつて
色は匂へどと散りぬる故に
君の求める歌を歌う
遅れを取るな、吹き飛ばされるなよと
善人様はお怒りのようだ
古い玩具とか昔のドラマとか
古ぼけた玩具(がんぐ)と同じみたいでさ
自ずとわかる言葉の意味を
歴史を鑑みてじっくりと覗き込んだ
昔の曲の方が
今よりも今らしいとは思ってはみるか
だから今日も考えるのさ
僕らしさって何処にある？
時代の最先端にいないとさ
心の我(が)こそ言霊使いさ
言霊使いの遣いの番いが
誰かの心を掬い取る
我が世誰そと常ならむから
僕の求める歌を歌う
君のことを随分話したけどさ
君って誰のことを指しているの？
それは貴方、貴方じゃ分からないか
それじゃ誰かに届く歌を歌おう
言霊使いの遣いの番いは
何を思って生きていたの？
有為の奥山を今日超えたらさ
思ひをはせたそんな歌を
浅き夢見じ酔ひもせずでは
いろはにほへと歌を歌う
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