|
 |
|
エンドロールは永久に
|
| 作詞 Ibu |
|
エンドロールが始まった、其れはStartと同語で
エンドロールは永久に、ハジマリノウタを謳おう
どんな始まり方があっても、どんな終わらせ方があっても
何方も同じもんさ、此方のお宅はどなた？
声を発さないと伝わらない、声を発しても伝わない
何で面倒臭い生き物なのだろう、同じ生き物同士なのにな、ハァ...
どんな描き心があっても、どんな空想を描いても
何方も変わらないのさ、此方と変わらないのか？
心を見るだけじゃ伝わない、心を発しても伝わない
何で複雑な生き物なのだろう、自分だけを頂点に置いて、さぁ
丿乀の如く揺らいでいる、心が揺れるさまの様に
終わってほしくない夏が終わるが如く、朱色も白色に染まってく
がむしゃらに過ごした日々を、足掻き藻掻いた日々を
僕はロールの中にいる、閉幕はまだなんだ
解れていく、解れていく、それは糸を細くするように
好いている、好いている、届かなかったが溢れるように
ゴールだよ、ゴールだよ、理想の淵には辿り着けなかったけど
スタートだよ、スタートだよ、その始まりに気づけたのなら
暗い道を進んでいたら、光射す道に繋がるから
そんなテロップを沢山、皆さんに届ければいいかな
この世の全てがゲストなのさ、そこの君もね
ドレミの音色は届いたのかい、それで楽しめれば良いのさ
気持ちが未だに揺らいでいる、メロディが変わっていく様に
終わってほしくない秋も終わるが如く、白色も玄色に染まってく
奇蹟を信じたあの日々を、息が芽吹いたあの日々を
君もロールの中にいる、閉幕はもうすぐさ
過ぎてゆく、過ぎてゆく、それは風が吹き荒らすように
嫌っていく、嫌っていく、壱にも零にも出来なかったけれど
エンドだよ、エンドだよ、落ち着いて呼吸を整えたら
スタートだよ、スタートだよ、まだまだ終われないから
悲しみに暮れたあの日々、忘れる事は二度とないんだ
喜びに暮れたあの日々、何時か忘れてしまうだろうな
玄色も巡り巡れば青色に変わる、
若いと云えたあの日々を
老いていったあの日々も
何方もいい人生じゃないか、走馬灯が今始まる
流れてく、流れてく、川の流れるが如くの様に
無くしてく、無くしてく、誰にも気づかれることも無く
有り余る、有り余る、無駄とは云えないそんな日々が
残ってゆく、残ってゆく、次の世代に繋がるのならば
エンドロールは終わらない、何故って僕たちがいるから
エンドロールは終わらない、何故って君がいるから
エンドロールは終わらない、何故って心が此処にあるから
エンドロールは終わらない、何故って体が叫んでいるから
エンドロールは終わらない、何故って好いてもいるから
エンドロールは終わらない、何故って嫌ってもいるから
エンドロールは終わらない、何故って歌を謳っているから
エンドロールは終わらない、何故って歌が続いているから
エンドロールは終わらない、エンドロールは終わらない...
|
|
|
