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Moon rabbit runaway 〜月兎の激走〜
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作詞 Ibu |
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地球を中心に廻りだす、月の速度を上げるように
何処を観たって観測したってその距離は変わるはずないのに
地球からの逃亡、指名手配されてるターゲット
逃げ続けた先がこの距離を保つのならそれで良いだろう
兎は走り続ける、本日のメインはSauteed rabbit meatだからさ
警告は鳴りやまない、その速度は上がってゆく
月の重力に気をつけな、さあ
この空間で何ができる?それを問うのさ
兎模様が満ちては欠けて、今更鳴き出したところで遅すぎる訳で
いくら変化したところで元の姿に戻るわけで
静寂(しじま)を制するその時までは
速度は変わってゆく、其れは永久に
太陽を中心に廻りだす、それは僕等の知る星達も
何度視たって嘱目したって流れ星の如く星は流れる
宇宙からの逃亡、未だ張られるターゲット
全てがデウス・エクス・マキナが幕を締めるのなら
兎よ訊いてくれよ、ただ一つの言葉「メメント・モリ」を
Wantedに支配されたようだ、Warning其れすらも聞き取れないほど
無重力を操れよ、さあ
膨大な空間なら何でもできる?のかな
月模様が変わりに変わっていって、今更でも鳴き出してみようが
元の姿に戻った後どうするかで惟り(おもいみり)方が変わっていくなら
喧噪すらも制してしまえ
速度は永久に同じ侭終わらない儘なのさ
この逃亡に意味などない、つまり激走の意味もないも同じだろ
タロットカードを引いちまえば、月が太陽か決める事ができるだろう
笑顔の裏側を見たことがあるかい?陰に絆されたこの感情を
陽と陰、好と嫌そのどちらも意味のある事ならば
僕の心の中が滅茶苦茶に変わっていって、躁と鬱その波すらも乗り切れない僕は
最後の足搔きとしてこの頌歌を逃げながら歌うのさ
逃亡の果て激走の果てに見えるのは
包括してしまえ今すぐ!
その先にあるのは、過去が未来が
(僕の心の中が満ちては欠けて)
時空を超え理想を創れ!
指名手配のターゲットになっちまったもんさ
既に狩り尽くされた、兎の肉達
タロットカードには二枚のカードがない
ぐちゃぐちゃとなった内臓達を
理想も理論も亡くなったものさ
足搔きすらも意味をなくして
有るが儘、その侭、解らぬままを
僕は月を観乍ら、生きていく
この世界、宇宙が枯れては生きて、一巡の時を超え全てを抜かすのさ
"機械仕掛けの神の死"を、"死を忘れるな"と
涸れたのなら水をあけれはいい
Brotherが兄弟がその選択を決めればいい
逃亡者の末路はきっとこの世界にある
壮大なる演劇は今幕を閉じる
激走の果てそれは光すら超え
最高速の月兎をその手に!
世界の果てはここにあるよ
頂点だってここにあるよ
僕等はそれを目指すだけさ
runaway逃げ切ってやるさ
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