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花火と海
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作詞 kazuhiro |
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雨上がりの青空に
感じる君と夏の伊吹
白く照りつけた背中が眩しい
切なく穏やかなあの波止場
無感情で笑う君は
偽りのない空気に酔いしれて
眠れない夜に二度とない思い出
嘆いた
君色に弾ける花は 浮いた私のかかとを消して
舌噛む君と砕けぬあの日の恋は 甘い波風に押し戻されてく
Ah 薄暗い波に映る2人の影が騒いで
「好き」と叫ぶ君の横顔にずっと
恋焦がれてく 刻まれてゆく きっと
君を離した夜に 後ずさりなんてしてんるんじゃない
飼い慣らした仕草じゃ君に届かない
恋の飽食に謳歌した夏
恋しくて
花柄の浴衣に染まる 頬に深く波打つ鼓動と
2人を導く甘い潮風がふさぎ込んだ恋を抱いて叫んだ
もう忘れない音 やけに赤くて綺麗な花を
刹那に白いあの日の浜でずっと
歌いかけて 願い込めて もっと
深く 人混みに飲まれ輝く姿は
吐き出した過去から涙で滲んでくから
君色に染まった空と浮かぶ裸足の私が海に
沈んだ恋と砕けたはずの日々が 2人の今と過去を繋ぎ合わせ
そう憐れな恋は 静かな思いと時間と眠る
あの日君が離した手の中に ずっと
あたためて 詰め込んで このまま
ああ 震える波に映る2人の影が騒いで
「好き」と叫ぶ君の横顔にずっと
恋焦がれてく 刻まれる 叶わない
終われない
儚くて 2人だけの 夏空
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