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兄弟
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作詞 エトセトラ |
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同じ場所で過ごしたのに
なんでこんなに違ってしまうんだ
人の鎖で塞がれた
真実にたどり着けない
夕暮れの橙を
握り締めようと歩き出した
君は反対の方向
月を眺めて歩き出した
価値観と死生観
夢を見る方向
全て違うけど
目的はいつも同じだ
なにも成し遂げてない
なにもやり遂げてない
努力の形を捻じ曲げてしまう
私が正しいの
俺が正しいの
自分の正義感てやつを
振り回さないで
臭い臭いの中で嗅ぐ
赤い血と蒼い瞳は
震えて凍えて固まる
暗闇では誰も気付かない
恐怖と快感の
狭間で揺れる
暑さと寒さ
君の上と僕の下
なにかやらなくては
なにか成し遂げなきゃ
狼狽した優しさに慄くよ
なんで闘うの
なんで殺し合うの
海に投げ捨てた正義感を
見つめないで
愛と希望とはおさらばさ
憎しみと蒼い感情だけ
時計の針に押しつぶされ
衣が剥がれるその時を
待ち焦がれる
なにも成し遂げてない
なにもやり遂げてない
努力の形を捻じ曲げてしまう
私が正しいの
俺が正しいの
自分の正義感てやつを
振り回さないで
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