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夜が明けない日があった
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作詞 匠 |
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僕がまだ小さかった頃の話 大きな夢を持ってた
ホントどうでもいいような話 小さくて見えなくなっていた
怖かった でも暖かかった 微かに覚えている
月がまだ光っていた頃の話 忘れなきゃいけなかった
宇宙みたいに狭い話 でも忘れられなかった
意味もなく 星空を見上げていた 何時間も
そこがどこか分からないが たった一人で歩いていた
方角も分からないまま たった一つの光探して
どうしてだろう 夜は明けなかった
そんなことは 絶対にないはずなのに
見えなくたって 信じられた 今はもう無理だ
パッと目が醒める感覚がした 夢の中の夢 奥の方
いつだってそうだった でも 今はそれももう無い
欲しかったもの 持っていたものは全て
どうしてだろう 朝はやってこない
そんなことは 絶対にないはずなのに
こんな思い出はいらなかった
「過去」が全て集まって 「今」で全て弾け飛ぶ
そして「今」も「過去」になっていった
どうしてだろう 「過去」は消えなかった
「今」がある限り 夜は絶対に明けない
だから今も夜のままなのだろう
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