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弾ける
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作詞 ミカヅキ |
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時を忘れた サイダーの泡
ひとつ生まれて ひとつ弾ける
楽しかった 今日のできごと
ひとつ浮かんで ひとつ忘れる
言葉はいつも 嘘をつく
遠回しに そして簡単に
帰り道は 花の匂い
足音立てず 今日はさよなら
距離を気にする 右手 左手
少し触れては また離れる
髪をさらう 5時半の風
肩をすくめ 少し笑う
影が伸びる 月に気づく
雲が翳る もう時間だね
ねえ 言い残したことがあるよ
言いたくて でも 言えないこと
今すぐにでも 想いが弾けて
言葉が意味をなくしたら
冷えた指を 逃さずに……
影が滲む 木々が揺れる
灯りひとつ もう時間だね
ねえ 言い残したことがあるよ
言いたくて まだ言えないこと
手を振ったら 花の匂い
足音立てず さよなら
あと一口の 温いサイダー
今になって 言葉になった
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