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SAKURA
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作詞 ミント |
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物語る 春の暑い日
あなたはいつものように SAKURAの木の下で
むずかしい本を読みながら 私の話をきいてくれた
本当は聞いてなかったのかもしれない・・・でも
そうやって話している自分はいつもよりキラキラしてた
引っ越しが決まった日 私はいつものSAKURAの木に行った
でもあなたはいなかった 取り残された気分だった
私は「諦め」を知らなかった だから
あなたを待ち続けた あのSAKURAの下で
話していた時よりはさみしかったけれど 落ち着くことは出来た
引っ越しの 場所も知らない
言ってくれなかったんだ ただ黙ってるだけ
どうして言ってくれなかったのか分からない・・・けど
あなたはさみしそうに、孤独そうに、まるで昔の私
ちょうど春頃だった 新学期になったばかりの事・・・でも
私は春が嫌い 友達なんて作れるもんか
友達がいれば嬉しいけれど だけど
声かけてくれるまで 待ち続けていた
そのときSAKURAの木の下であなたは言った 「自分から話そう」と
初めての友達だった 涙が出た 初めて笑ってくれた
そして私は思った いつか生まれ変わったらこんどは・・・
・・・私から 話したいな
ありがとう 忘れない だから・・・早く戻ってきてね
約束場所はもちろん―「SAKURA」だよ―
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