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うつろ
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作詞 かぼちゃ |
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呼吸を止めた部屋 私を咎める
甘くか細い花瓶の花の香り
誘われた回想が瞳を抜け
目に映る程
行かないで どうか
行かないで
腰掛けるあなたの後ろ髪
掬う手に何も残らない
過呼吸と滲む視界に
言えないさよならが幾通りも 幾通りも
喪いの先でどうか幸せに
祈り組む手の隙間から
囁き どうして 心憂い声
握り潰した
消えないで どうか
消えないで
喉を裂いても 願い 愛 何一つ
明日には届かない
腰掛けるあなたの後ろ髪
掬う手に何も残らない
過呼吸と滲む視界に
言えないさよならが幾通りも 幾通りも溶ける
あなたと朽ちた言葉の山に
有り得ない芽吹きを 私はまだ
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