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ダムの唄
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作詞 文文 |
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君の声は心にまで
届かないまま塞き止められ
いつのまにか完成した
ダムに溜まるばかりだった
軋む音に気がついたよ
教えてくれ
なんでこんなに心が痛い?
そして君はどこにいるの?
わからない
ダムの底は見えなくて
自分で潜って見つけないと
確かに心の狭さに
合わなくて溢れる想い
なんて温かい気持ちだろう
底に沈んでる温源に
やさしく手を伸ばす
限界量超えたダムを
心閉ざし君を遠ざけ
守ろうとして壁を補強しても
すぐにひびが入る
軋む音は激しさを増す
この温かい想いをずっと
閉じ込めておきたかった
もはやそれが何かも分からず
ダムに君の涙が落ち
壁はすべて崩れていく
分かった知ってた心に
上手に受け止められずに
君からの想い溢れてた
底に沈んでる温源は
君への言葉
決壊したダムの水が
全部両目から流れて
素直に君に言えそうだ
底に沈んでた言葉を
「本当にありがとう」
「君が好きなんだ」と
ぼくの声が心にまで
届かないまま塞き止められ
君の心にもダムが出来たら
決壊するまでずっと・・・
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