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ティアドロップ
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作詞 文文 |
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君の涙を一粒 ぼくのギターのピックにしたら
涙はすぐに綺麗な歌に変わって飛んでいくんだ
いつもそんなことばかり言って逃げてしまったけど
本当はもっと素直に涙を拭ってあげたかった
何度も触れ合ううちに
歪な形になってしまった
やさしさが今でも愛しいのか
君を想って作った歌はね
すべて幸せな歌になったよ
だけどそれを聞く君がもういない
あの日々の証は歌達だけ
ぼくの涙は一つも 綺麗に片付かないままで
安いギターを繋いだアンプのノイズみたいになる
今もそんなことばかり言って誤魔化しているんだよ
素直に言ってしまうと 涙を増やしてしまうだろう
何度も確かめる度
曖昧なモノになってしまった
温もりに今更、気付いたのさ
君を想って作った歌はね
すべて幸せな歌になったよ
君もどこかで幸せでいるの?
歌の中より幸せでいてね
君を想って作る最後の歌
綺麗な名前をつけておくから
もしも聞こえたら君は笑って
涙は一粒だけでいいから
最後の歌の名前は「ティアドロップ」
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