|
|
|
愚かしくも恋狂(こひぐるひ)
|
作詞 憂姫之城 |
|
母の胎内(なか)
羽 忘れた私は
悲しい哉 人間
愚かしくも 人間
空も翔べない
憐れな存在
だからこそ 恋のなか
どこまでも 墜ちてゆけるの
何の因果か
前世の報いか
この命は 人間
愚かしくも 人間
ひらひらと
泳げない代わりに
恋ヶ淵 ずぶずぶと
狂ほしく 溺れてしまえるの
恋焦がれ 乞ひ拒まれ
求め逢ひ 奪い合ふ
やめないで融けゆくまでは
骨と化すなら それも本望
遺伝子(さだめ)に刻まれし恋狂ひ
人の仔に生まれたからにゃ
辿るのは 道連れ旅路
賤しき 否 神々しき末路
|
|
|