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Dr.Mの物語
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作詞 SEISHI-BANKS |
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N「いつの時代か、どこかのある小さな街に
一人の天才医師がいました。
彼の名前はDr.Mといいました」
N「人はみんな彼を心から尊敬していた
彼の腕にかかれば治らない病気はなかった」
Dr「ただいまご紹介にあずかりました、わたくし、Dr.Mと申します。
私に治せない病気がない。そんなわけないだろうって?
だけどそれは 噂でもない、評判でもない、事実なのさ」
N「そんなある日、病気を患った美しい女性がDr.Mの元を訪れました。
そして彼女は彼にこう言いました」
女「どうかお願い、私の病気を治してください。
よその医者はみんな治せないと言うだけなの」
N「そしてDr.Mは彼女にこう言いました」
Dr.M「僕に任せて下さい。必ずあなたを助けて見せますよ。
なんて言っても僕は世界一の医者なんだ」
N「しかし、彼女を診察したDr.Mは、
その病気が医学では決して治すことが出来ない
不治の病であることが分かってしまったのです…」
Dr.M「ああ!なんて残酷な運命…
生きてあと半年だろう。
この僕に治せないなんて!」
N「これまで病気を治せなかったことが一度もないDr.Mは、
初めて自分の無力さを思い知らされ、悩み苦しむのでした」
※Dr.Mの苦悩
N「そして彼女は静かにこの世を去りました…」
Dr.M「カルテNO.527、死亡」
作詞・作曲:Sato Shinji
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