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当たり前
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作詞 椎名 |
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君に言いたい事があったんだ
過ぎ去る季節に当たり前を見ていた
当たり前に君はいつまでも僕の隣にいてくれるんだと思っていた
いつでも言えるから
いつでも言えたから
いつでもいいや
と思ってしまった
当たり前なんてなかった
絶対なんてなかったよ
そよ風に吹かれた瞬間
君がいなくなってしまった
大切な人は無くしてから気づく
涙が出なくて
呆然とただただ呆然と立ち尽くしていた
信じられなくて
突然君を空に拐われた
空へ返せと返してくれと
声を枯らした
いつも通りに出かけた君に
いつも通りにいってらっしゃい
いつも通りにおかえりを言えると思っていたよ
当たり前に帰ってきてくれると思っていたよ
元気溢れる太陽のような輝く笑顔でただいまを言ってくれると思っていたよ
過ぎ去る季節に君が必ず居た
これから過ぎ去る季節に君がいない
君を思い出にするには幸せな記憶が多すぎる
隣にいる君に声をかける
もう君は隣にいないのに
大切な人は無くしてから気づく
涙が出なくて
呆然とただただ呆然と立ち尽くしていた
信じられなくて
突然君を空に攫われた
空へ返せと返してくれと
声を枯らした
無我夢中に君を探したよ
でも君はやっぱりいなくて
友に言われたよ
いい加減目を覚ませと
現実を見ろと
現実ってなんなんだ
君がいないそんな残酷な現実を
見せないでくれ
空で君が笑っている夢を見たよ
君は空で幸せなのかい
君の事を思い出にしてくれとでも言うのか
大切な人は無くしてから気づく
涙が出てきたよ
呆然とただただ呆然と泣いていた
信じていた
空を見上げて
空へありがとうと好きだと
声を枯らした
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