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夏のはじまり
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作詞 しんごS-ing. |
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わすれものをした夏
暑い陽射しに立ち眩む
いつもより焼けた肌に
汗が踊るように流れた
昨日の大雨で溜まった
水溜りに写る青い空
自転車のサドルの温度
思わず立ち漕ぎで走り出す
大切な何かがあるということ
それが何かわからないまま
足早に大人になっていた
この夏は何か変えれる気がした
そう言えば言葉にしてなかった
プールの時間は汚くて嫌いだった
あの毎日の見学したプールサイド
物陰でサボる俺は殴られていたな
何かから逃げるように
全力で走ってたグランド
少しずつ延びたタイムすら
認めてもらいたい人に届かない
大切な何かがあるということ
それは最初からある筈がない
人と比べて足りなかった
この夏は何か変えようと焦ってたんだ
何が悪くて何で自分だけって
大人になっても引きずる思い出
今なら変えれる気がするのは
まだあの夏が続いてるから
大切な時を独りで過ごした初夏
蝉の歌に耳を塞いで夏の風
無いものは創ってみたかった
溶けだしたアイスのような甘い言葉
大切な何かがあるということ
それが何かわからないまま
足早に大人になっていた
この夏は何か変えれる気がした
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