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通り雨
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作詞 しんごS-ing. |
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突然降り出した雨
傘を跳ねる雨粒
駆けだす人もいる
嗚呼なんて無情
予報にもない雨が
青々しい木に滴る雫
乾いたアスファルトが濡れる
あんなに晴れた空が嘘のよう
どれほどの大きな傘があれば
突然の雨も好きになれただろう
雨音が今はやけに安らぐ
身体中に染み渡れ雨よ雨よ
晴れないでいて暗い雲よ
照らさないでいて光よ
今はこのままにして
この視界を奪ってしまえ
歪んだ景色が美しい
今映る実像が嘘だと知っても
そんな正しさが心を慰める
どれほどの大きな傘があれば
突然の雨も好きになれただろう
雨音が今はやけに安らぐ
身体中に染み渡れ雨よ雨よ
突然に変わる空も
いつか終わりを迎える
通り雨はほんの瞬きのうちに
静けさを取り戻して雨が止む
晴れた景色 湿った空気
雨上がりのこの星は
こんな世界をどう彩るの
どれほどの大きな傘があれば
突然の雨も好きになれただろう
眩しい日射しと虹色のアーチ
世界をはじまりのように彩った
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