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2つのマグカップと 1つのベッドと
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作詞 ボスタフ |
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お揃いが欲しいからって
2人で買ったマグカップ
あの頃はお金もなかったから
安物になったけど
寒い夜は温かいココアを
同じペースで飲んでる
そんな時間が幸せだった
何回も使い込んでいるから
少し色が変わってきたけど
それがそのまま僕らの時の長さを
語ってる様で
「あなたの横にいたいから」って
2人で潜るシングルベッド
僕の腕を枕にして
僕ら同じ夢を見てたのに
寒い夜は抱き合い眠ろう
同じ鼓動を感じて
そんなひと時が幸せだった
何回も繰り返してきたから
ベッドの右を空けてしまう
癖はなかなか直りそうにないよ
寒さも慣れそうにない
色んなひと時が幸せだった
突然が君を奪った
ありきたりを「ありきたり」と言える幸せを
君との夜を 君との日々を返して
誰に言えばいい??
食器棚のマグカップ もう使わないのに
薄くなった模様が涙に見えるのは何故?
右側が空いたベッド もう君はいないのに
軽くなった腕が僕に教えるのは何?
何回も思い出しているのに
色が薄くなってしまう
僕の涙が2人の思い出を
滲ませてしまうからと思い込んで
何年も繰り返してきたせいで
身体に染みついたこの癖は
なかなか忘れそうにないよ
君がいない夜も慣れそうにない
慣れてしまいたくない
忘れてしまいたくない
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