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ハルメグル
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作詞 蒼藤 |
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知らない言葉を知って
知らない感情を覚えて
目の前に転がっているはずなのに
使い方が分からなった
求められる私がいて
求めていると言い聞かせて
頑なに閉じていたはずだったのに
扉の開く音がした
願って 拒んで 分からなくて
それでも
ねぇ、春がやって来るよ
寄り添うように咲いた花も
少し離れたところに咲いた花も
「今」を知らなかった真っ直ぐな蕾に
春を教えてくれた
どんなに降り積もった雪の下にも
春はメグル
瞬きをしたくなくて
ずっとそこに居続けたくて
目を逸らしたかった訳じゃないのに
私は決められなかった
気づいて 抗って このままを望んで
でも
それは本物とは呼べないから
いつも大好きだった笑顔も
いつでも助けてくれた言葉も
春を知らなかった小さな蕾を
大切に育ててくれた
どんな顔をしたらいいのかなんて
分からないのに…
言い合って 喧嘩して 楽しくて
だから私はまちがえた
貴方が望んだものは 私が望んだものは
こんな紛い物ではないと思うから
だから
何度だって問い直すよ
寄り添うように咲いた花も
少し離れたところに咲いた花も
「今」を知らなかった真っ直ぐな蕾に
春を教えてくれた
どんなに降り積もった雪の下にも
春はメグル
本物だって まちがっていたって
春はメグル
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