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二人の君へ
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作詞 蒼藤 |
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重なり合った影の 出会いは最悪で
私はいつも 君の前では仏頂面
そんな時現れた もう一人の君
かっこよくて 私の好みドンピシャで
けれど私は気づいたよ それが貴方だってこと
ガリ勉で嘘つきで どうしようもないそんな君に
私から伝えたいことがあります
ありがとう 「ここまで来れたのは全部あんたのせい」
二人の君のおかげだよ
いつも素直に 言いたいことを言えないけど
あの日から君が 私の一番
不良みたいな君は 今の君ではなくて
勉強が嫌いな 昔の君だった
王子様だと思っていた 金髪の君は
本当はもう 何処にもいなくて
だからこそ気づいたんだ 胸の中のこの気持ちに
口が悪くて素直じゃなくて どうしようもない私だけど
貴方に伝えたいことがあります
「好きよ」 背中越しに伝えた言葉は届いていなくて
貴方の表情はいつも通り
対象外? それなら伝わるまで言うわ
「あんたのことが、好きって言ったのよ」
五年間想い続けたあの子はもう
君の前から姿を消して
もしかして、失恋だったかな?
それなら私と 同じだね
「タイプかも」 もう一人の君はいなくて
私の恋は実らずじまい
「バイバイ」 偽物の貴方と
嘘つきの私
「ほんとムカツク」 私は強引だから
貴方の意見なんて聞いてあげない
地球上でたった一人 貴方を好きな人
「それが私よ。残念だったわね」
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