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最低な臆病者
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作詞 あか |
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四方八方から突き刺さる
誰が投げたかもわからぬナイフ
「やめてくれよ」と言う暇もなく
今日も赤い泪流して 気が滅入る
まるで餌に飛び付く獣だね
無数のキバが喉元につっかえて痛いよ
「貴方達のナイフやキバは
他に使い道はないの?」
でも
最近わかったことが一つある
どんなに刺されようが
どこを噛まれようが
紅い血は一滴も流れてないって
でもそれは変だな
変だよね?
仕方ないから
刺さった分 噛まれた分
自分の手で刻むとしよう
ここを刺した人の事知らないけれど
そんなに僕を憎んでたんだろうな
ここを噛んだ人の事知らないけれど
そんなに僕が憎かったんだろうな
個々の言葉は鋭さを増して 次第に
心と目の前は赤い海と化す
薄れゆく意識の中
最後に一言だけ言わせておくれ
「貴方達のナイフやキバは
他に使い道はないの?」
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