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大怪獣ユメシラズ
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作詞 hoi |
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ユメが無いんです僕は
これといって長けたものとか
趣味とか持ってるニンゲンじゃあない
ただ楽に 楽に 生きたいんです
「将来」とかいう話題
教室の壁一面を なにやら
素敵な返答で飾るあの子らが すげえや
実を言えば
小さい頃からの妄想があって
でもどうせバカにするんだろ?
鼻で笑うんだろ?
ああ 怪獣になりたい!!
ブルーとレッドのナイスコントラスト
デカい爪と足の裏と
ビームでハチャメチャにしてしまいたい
そう これが僕のユメさ
光る唸る街中のサイレン
超絶緊急事態 危ないぞ!!
平凡な日常をぶっ壊してやるのだ
そんでビルに腰掛けちゃって
いつかやって来る
スーパーヒーローを待つのさ
目標とかゴールとか
まるで見えないまま生きてきちゃって
道が分かんない
ただなんとなく浮遊してたい
偉い人は口を揃えて
成功談からの空虚な励行
もう聞き飽きちゃったんだ
それはそうと
見えない明日は置いておいて
ちょっと語らない?
無意味であり得ない世界を
ああ 怪獣になりたい!!
視線と罵声のらせん階段
おとぼけ顔で尻尾を振って
脆い日々とコンクリートを解してやるさ
そう これが僕のユメさ
走れ走れ街中が大混乱
超絶緊急事態 気をつけろ!!
狭い世界をのびのびと散歩しようか
そんで夕焼けに染まったら
後ろを向いて
なんとなく寂しくなるんだ
人生に意味なんてないし
地球だって何も求めていない
空っぽのサイクルに嫌気がさして
僕たちは奴を
自分勝手に待っているんだ
最高に無意味で
最高にあり得ない世界を……
さあ 怪獣になろうぜ!!
ブルーとレッドのナイスコントラスト
デカい爪と足の裏と
ビームでハチャメチャにしてしまいたい
そう これが僕たちのユメさ
気付いただろう?
とにもかくにも
僕たちは怪獣になりたいのさ
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