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オリジナル・ソング
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| 作詞 李龍奔 |
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ボロボロな手作りチックの宝の地図を握りしめて
大声張り上げながら風と一緒に走って
目を開いて 腕を広げて ヨロコビの唄を
「安い夢物語さ」って誰もが口を揃えたって
その地図を離したりなんかしない
「オレの物語だ」って
胸を反らして風邪と一緒に叫んで
お前自身の価値を探し出すため
走り出せ 走り出せ
お前は自分を求める旅に出るためちっぽけな船を作った
大きさはいらない、一人で行くと
拳を掲げて 雄たけびのように イノチの唄を
「沈んで息絶えるだけだ」って誰もが嘲（わら）ったって
その手を下げることはない
「オレの歌だ」って
握りしめた宝のような地図のような船の上で
お前自身の存在を全て懸けると誓え
走り出せ 走り出せ
嘆いてるヒマなんてないんだろう
その船にお前のタメの誇りの帆をあげろ
見えるかい？
あれがお前の目指す道だ
カウントダウンはもう始まってるぞ
お前の信じきった瞳を閉ざすことはない
「あれほどのバカは居ない」って苦笑いをして
「二度と来るな」と罵られたって
自分を 未来を 信じ続けた彼の姿を いつの間にか過去の自分と重ねたんだと気付いて
誰もが口を揃えて
「連れて行ってくれ」とすがりついてきたって
「オレの物語だ」と笑って潮風を吸い込んだ
捨ててきた昨日を探すタメ
昔の自分に戻るタメ
オレ達は旅に出るんだ
走り出せ 走り出せ
うなだれてるヒマなんてないんだろう
嵐だって大波だってオレの前じゃ何の意味もない
見えるかい？
あれがお前の作り上げた未来
望むならすぐ手を伸ばして渡してやるけど
「冗談じゃない」 「オレの唄だ」と
大声張り上げるお前の握った拳の中で書き足されてゆく道しるべ
さらなる新しい世界への宝の未来（ミチ）しるべ
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