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いつかの場所
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作詞 TAICHI |
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「いつか一緒に行こうよ」と
君が呟いた言葉
舞い散る雪と共に
途切れ途切れては
月日を重ねてふと思い出す
あのときの自分は曖昧で
争いを避けながら
真っ直ぐ瞳を見れずにいたよ
大切な人でさえも
浅はかで理想論だけのアタマ
空想で創られた自分が影にいて
勝手に大事なことを見失ってた
久々に会った最初の一言さえも
飾りのようで頼りないね
それでも君の笑顔が
輝いていて
救われたんだ
石ころみたいな心溶かしてゆく
こんな気持ちってあるんだね
いつかの場所には行けないけど
いつかの季節が近付くたびに
これでもかと云うほどに
心を後ろめたさに塗られた鎖で
締め付けては
君はいないのに
「もういいよ」と囁き優しく鎖を解く
もういない貴女のために
思い出すよ 思い出すよ
何度だって 何年だって
忘れちゃいけない
だから心に刻める詩を残しておくよ
おやすみなさい
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